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Brian Munguia

緊急事態宣言解除後、合唱団の安全練習法

新型コロナウィルス感染拡大第一波が落ち着いたように見えますが、第二・第三波が必ず来ると言われています。


クラスター感染を避けるため、多くの合唱団がリモート練習を行うようになりましたが、39県の緊急事態宣言が解除され、合唱練習を再開された団体もあります。特別警戒都道府県でも緊急事態宣言が解除されましたが、首都圏の合唱団はどうしたら、安全に練習できるでしょうか。


異なる意見が沢山あります


飛沫・接触感染で感染するのが一般的の理解ですが、煙霧質による感染する可能性があると思われる専門家もいます。飛沫が空気中に漂う間に水分を失い、残されたタンパク質と病原体が飛沫核を形成し、より遠くに飛んでいくことが煙霧質感染だと言われています。


歌うと人間は通常会話時より飛沫を吐きます。これは確実なことです。ただし、コロナウィルスが煙霧質でも感染できるのがまだ確認が必要です。煙霧質じゃなく、飛沫・接触感染でしか感染しないと思われる専門家もいます。分からないことがまだ沢山あるため、十分気を付けることも必要です。


遠隔・WEB練習


外出自粛期間中、多くの合唱団がZOOM,やSkype等WEB会議アプリを使って遠隔で練習を行いました。今でも密にならないために継続している団体が多いです。ただし、団員のWEB環境によって練習が効率的に行えるかどうかは保証がない。団員全員、安定したネット環境があっても、バンド幅やWEBホストサーバー等の状況の関係で、タイムラグは避けられない。このため、団員全員が同時歌うのが非常に難しい(多くの場、合不可能)。


タイムラグがあるため、WEB会議ソフトを使って練習されている団体はこのように工夫している。


オーディオ共有

事前に伴奏のオーディオや各パートのMIDIファイルを用意し、オーディオ共有機能を使って、会議中流さす。練習出席している人はマイクをミュートした状態で聞いているオーディオに合わせて歌う。


一人に合わせる

各自で十分な練習をしていなければ難しい方法ではありますが、1パートから一人を選び、歌ってもらう。それ以外の団員はマイクをミュートのままで歌っている人ひ合わせて歌う。全パートに合わせて歌われるまで数回繰り返す。多くの場合は各パートリーダーが歌いますが、スポットチェックができるよう、それ以外のメンバーに歌ってもらう団体もあります。


音楽制作(DTM)ソフトを使って各パート録音


バーチャルクワイアが大人気になりましたが、全団員に動画を撮ってもらうのが難しく、録画後の動画編集も手間がかかるので、練習には向いていません。その代わり、練習に音楽制作用のDTM(デスクトップミュージック)ソフトを使う団体もあります。


この場合、団員一人ひとりがメトロノームに合わせて自分のパートをパソコンや携帯電話で録音し、団体のオーディオ編集しゃに送付する。全員の録音が届いたら、編集者がすべてを合わせてMP3等のオーディオファイルを作成し、団体に共有する。


上記の方法だと、他のパートを聞かないで歌っているため、合わせ感がなくなってしまいますが、団員全員は同時編集できるソフトもあります。


Soundtrapの利用だと、複数人がアプリ上で録音ができます。他の団員が録音したトラックが録音しながら聞くことができてとても便利です。MIDIサウンド挿入もメトロノーム機能もあり、専門編集者がいなくても、合唱の録音ができます。


今後の人を合わせた練習


感染の恐れがまだあるため、団員を合わせて練習を行うのは危険性がございます。ただし、行う場合は出来るだけ社会的距離(ソーシャルディスタンス)がおけるよう、団員を分散し、マスク着用、換気のできる場所で練習するのがいいでしょう。


外で練習する場合、同じくマスク着用でソーシャルディスタンスを取った練習をしたほうがよいでしょう。ただし、この場合煙霧質による感染する恐れがまだあるため、風が強くない日の方が安全でしょう(風で飛沫が団員の間、飛ばされないようにご注意)


コロナ感染についていろいろな分からないことが沢山あるため、上記はあくまでのアイディアです。上記のように練習したら感染しない保証は一切致しませんので、政府のガイドラインをに従って行動してください。

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